撮影した写真やビデオの編集やチラシ・プレゼン資料を作成するのに、作業効率が良いAdobeのソフトを使いたいけど、Adobe製品はライセンスが高価なんですよね?
使用できるソフトの充実度を考えると、Adobe Cleative Cloudのコンプリートプランはかなり割安感があるけれども、それでも年間7万円オーバーの出費は痛い。。。
本記事では、Adobe Cleative Cloudコンプリートプランを格安(個人利用の場合1年間で39,980円 税込)で入手する方法を解説します。
Adobe Cleative Cloudコンプリートプランを格安で入手する方法

Adobe Cleative Cloudは、アドビ公式サイトの他、アマゾンや通信講座スクールによって販売されており、それぞれ利用できる人や価格が異なります。
※ 通信講座については後に説明します。
まず、利用者別に最も安いライセンスと、入手価格をまとめます。
利用者 | 学生・教職員 | 個人利用 | 法人利用 |
ライセンス種類 | 学生・教職員用 | 学生・教職員用 | 個人向け |
販売者 | Adobe公式 | ↓通信講座↓ デジタルハリウッド アドバンスクール たのまな | Amazon |
価格(税込)*1 | 26,136円 | 39,980円*2 | 42,768円*3 |
学生・教職員
学生・教職員は、そのままアドビ公式の学生・教職員向けライセンスを購入するのが最安となります。
いわゆる”アカデミック版(学割版)”ですね。
Adobe Cleative Cloudの場合、アカデミック版といえども基本的に機能制限はなく、個人での商用利用が認められています。
Adobeが認めている教育機関の学生・教職員かつ、法人での利用がない場合はこちらのライセンスが最もお得となります。
個人利用
個人利用でAdobe Cleative Cloudコンプリートプランを格安で入手する方法は、通信教育スクール等の講座(Adobe CC付属)を受講するというものです。
簡単に言うと、通信講座とCreative Cloudコンプリートプランのアカデミック版がセットになったものを購入することになります。
Adobeのソフトの講座とセットで、さらにAdobe CCが安く購入できるので、かなりお得になりますね。
もちろんこちらも商用利用可能です。
個人利用での最安入手方法ついては、普通の購入方法とはちょっと違いますし、安くなる理由も重要なことなので、次章でもう少し詳しく説明します。
法人利用
上記のAdobe製品のアカデミック版は、個人での試用要利用はOKですが、法人での(あるいは取引のある法人のための)利用は認められていません。
その一方で、通常版(個人向け)ライセンスについては、法人利用が認められています。
法人利用の場合、この個人向けのライセンスを購入するほうが安くなります。
そして、個人向けライセンスはAdobe公式で購入するよりも、Amazonで購入するほうが安くなります。
Amazonでの購入についても、キャンペーン価格の有効活用等について次章以降で説明します。
法人利用の場合でも、個人向けのライセンスはあくまでも個人が利用者となり、担当者の交代などには対応できません。
中規模以上の法人などの場合、利用者の切り替えなどのユーザー管理機能などが使用できる、法人向けライセンスのほうが適しているかもしれません。
Adobe CCライセンス付属の通信講座が超お得

ここでは、社会人でも学割料金でAdobe CCを購入できる「通信講座+Adobe CC」のセット購入について解説します。
実際、Adobeの公式でAdobe CCコンプリートプランを購入するより、45%程度安く購入することができるのですよ。
もちろん、使用するライセンスはAdobeの正規ライセンスで、フル機能を使用可能/商用利用可能ですので安心してください。
Adobe CCライセンス付属の通信講座が安い理由
アドビにはスクールパートナープログラムという制度があります。
これは、アドビの各種ソフトの使い方などを教える教材やトレーニングを提供するスクールをアドビが認定する制度です。
スクールパートナーに認定されたスクールは、Adobeのトレーニング講座とアカデミック版(学割版)のAdobe CCをセットにして提供することが認められています。
このスクールパートナーの中でも、一定の条件を満たすプラチナパートナーのみが通信講座+Adobe CCのセット提供を認められています。
現在国内のアドビ プラチナパートナーは6社あります。

その中で、実際に通信コース+Adobe CCの格安セットを提供しているのは、以下の3社のサービスのみです。
これら3社が提供している、Adobe CC(アカデミック版)が付属している通信講座は、通常価格よりも安い39,980円で提供されています。
※ 一部、キャンペーン時のみ最安の39,980円となります。
ライセンスの機能制限無し、商用利用可能
通信講座に付属してくるAdobe CCのライセンスは、学生・教職員用、つまりアカデミック版(学割版)のライセンスとなります。
ありがたいことに、Adobe CCのアカデミック版は、個人での商用利用が可能です。
これはAdobeの公式ページにもちゃんと明記されています。
Q2. スクールの受講生(個人)が購入した学生・教職員個人版ライセンスの商用利用は可能ですか?
アドビスクールパートナー|Adobeより
A2. 受講生個人として利用することは可能です。
Q3. スクールの受講生(個人)が購入した学生・教職員版ライセンスの法人利用は可能ですか?
A3. いいえ、できません。購入者(この場合、受講生個人)が勤務または取引する会社、法人、団体または 事業体の業務のために利用することはできません。
つまり、個人での商用利用は可能、ただし法人・団体等の業務のための利用は不可ということになります。
講座の受講は誰でも可能、学習する義務もない
Adobeライセンス付属の通信講座は、ネット申し込みをすれば、テキストあるいは動画によるトレーニングコースにアクセスできる権利とAdobe CCのライセンスキーが送られてきます。
ここで紹介している格安ライセンス付き講座の内容は、Adobeのツールの基本的な使い方の説明を主とするビギナー向けです。
始めて使う人にはちょうどよい教材ですよ。
教材の中で与えられる課題はありますが、提出の義務があるわけではありませんので、ぶっちゃけ初心者向けの学習など必要ないという人は放置することも出来ます。
スクールによっては、提出した課題を添削してもらうことも出来ます。(添削には別途料金が必要なスクールもあります)
各通信講座の特徴とおすすめは?
ここでは、現在格安でAdobe CCが使える3つの通信講座について、それぞれどのような特徴があるのかについて解説します。
デジハリ・ONLINE Adobeマスター講座

講座内容 | 動画視聴1ヶ月 課題作成2ヶ月(無料添削有り) |
Adobe CCライセンス | 1年間 |
価格(税込) | 39,980円 |
- 通常価格で最安の39,980円
- 2ヶ月の課題作成期間+講師による無料添削あり
- 申し込みから最短10分でAdobe CCライセンス発行
通常価格が最安の39,980円なのは、このデジハリのAdobeマスター講座と後述するたのまなのAdobeベーシック講座だけです。
コースの内容は、動画視聴が1ヶ月間見放題+課題作成2ヶ月です。
この課題について、講師による添削が無料であることが大きな特徴です。
※ もちろん、課題の提出は任意であり、不要な人は提出の義務はありません。
アドバンスクールオンライン WEB/DTPエキスパートコース

講座内容 | 動画・テキスト視聴12ヶ月 |
Adobe CCライセンス | 1年間 2年間 3年間 |
価格(税込) | 1年コース : 通常価格 51,700円 キャンペーン価格例 39,980円 2年コース : 通常価格 99,800円 キャンペーン価格例 79,960 3年コース : 通常価格 145,200円 キャンペーン価格例 119,940円 |
- 動画・テキスト講座を1年間(1年コースの場合)受講可能
- 1,2,3年コースを選択可能
通常価格は1年コースで税込み51,700円ですが、キャンペーン時はたいていの場合39,980円となります。おまけにQuoカードがもらえたりする場合もあります。
キャンペーンは比較的頻繁に行われていますので、この講座の受講を考えている人は数日置きくらいに確認してみましょう。
アドバンスクールのAdobe講座は教材が豊富なこと、受講期間が1年間と長いことが特徴です。
多くのツールの学習をしっかりできることを考えると、実は通常価格の51,700円でも安いくらいです。
それがキャンペーン時は1ヶ月受講のデジハリやたのまなと同じ価格で申込みできるので、見逃せませんね。
※ 実際はキャンペーン価格の39,800円になっていることのほうが多い印象です。
デジハリ・アドバンスクール・たのまなともに、社会人が空き時間を使ってすべての教材を学習するには1ヶ月だと厳しいです。(トータルで数十時間以上の教材となります)
実際にたのまなではAdobe CC1年+受講1年間のコースも設定されていますが、その価格はキャンペーン時でも61,800円となり、アドバンスクールの通常価格より高価になります。
以前はテキストの教材(教材サイトにアクセスして閲覧)のみでしたが、最近は動画教材が増えてきています。
もう一点大きな特徴は、Adobe CCのライセンス期間が2年、3年のコースも選択できる点です。
キャンペーン時に3年コースを選択すると、119,940円でAdobe CCが3年使えて、その間値上げの心配がないというのは大きなメリットになります。
>> アドバンスクールオンライン WEB/DTPエキスパート口座はこちら
たのまな Adobeベーシック講座

講座内容 | 動画視聴1ヶ月+サポート3ヶ月 動画視聴3ヶ月+サポート13ヶ月 動画視聴12ヶ月+サポート25ヶ月 |
Adobe CCライセンス | 1年間 |
価格(税込) | 動画視聴1ヶ月コース : 39,980円 動画視聴3ヶ月コース : 45,800円 動画視聴12ヶ月コース : 76,800円 |
- 通常価格で最安の39,980円
- サポート期間はメール質問し放題
- 動画教材の視聴3, 12ヶ月コースあり
デジハリと同様、Adobe CC1年ライセンス付きの通信講座(1ヶ月動画視聴)では最安の39,980円です。
Adobe CCライセンスは1年間ですが、教材である動画の視聴をできる期間が3, 12ヶ月のコース設定があることが特徴です。
実際のところ、会社勤めの人が空き時間を使って1ヶ月ですべての教材を消化するのは時間的に難しいです。
しっかり学習したい人は、動画視聴が3ヶ月可能なコースを選択するといいでしょう。
通常版ライセンスはAmazonかアドビ公式のキャンペーンが安い
先に紹介した通信教育の付属ライセンスは、個人利用では最も安く購入できる方法となります。
ただし、通信教育付属のライセンスはアカデミック版であり、法人利用は認められていません。
また個人利用としても、本業・プロレベルでの利用はそもそもアカデミック版の精神に反するのではないかと気になる人もいるかと思います。
基本的に個人利用が主目的だけれども、会社の仕事でも使いたいような場合もアカデミック版は使うことが出来ません。
そのような場合は、通常版(個人向け)ライセンスをAmazonやアドビ公式のキャンペーンを利用することで、かなり格安での購入が可能です。
アカデミック版でない、れっきとした通常ライセンスですので、もちろん機能制限はありませんし、商用利用・法人利用も公式に認められています。
Amazonで購入
法人利用が必要な場合、かつ個人用ライセンスでもかまわないという場合は、Amazonのキャンペーン時に1年ライセンスを購入することで格安にAdobe CCを利用できます。
ライセンス形態 | 通常版(個人向け)ライセンス |
価格 | 12ヶ月版 : 通常価格例 65,102円 セール価格例 42,768円 24ヶ月版 : 通常価格例 128,890円 セール価格例 108,960円 36ヶ月版 : 通常価格例 189,389円 セール価格例 174,720円 |
Amazonではアカデミック版(学割)ライセンスも購入可能ですが、学生以外の個人では個人向け(通常版)ライセンスを購入することになります。
通常版のライセンスですので、もちろんフル機能で商用利用・法人利用も可能です。
アマゾン購入での狙い目は、非定期に開催されるセール価格での購入です。
通常価格でも1年ライセンスで65,102円と、アドビ公式での価格(72,336円/年)よりも安くなりますが、セール時の価格例は42,768円と、かなりお得になります。
例えば、2022年に入ってからは1~2ヶ月に1回、それぞれ10日間ほどセール価格で販売しており、その最安値は42,768円(2022年1-6月の最安価格)となっています。
アマゾンの販売価格は非定期で変動しますので、購入を考えている場合は定期的に価格のチェックをおすすめします。
アドビ公式のキャンペーンで購入
Amazonと同じく、Adobeの公式でも年に数回はキャンペーン価格で購入ができます。
価格は通常アマゾンほど安くはなりませんが、それでもAdobe CCコンプリートプランで33%以上の値引きは期待できます。
Adobe公式で購入する場合の魅力は、3通りの支払い方法を選択できること。
Adobe CCコンプリートプラン(通常版)の場合、支払い方法と通常価格は以下の3通りを選ぶことが出来ます。
- 年間プラン(一括払い): 72,336円/年
- 年間プラン(月々払い): 6,480円/月 (1年で77,760円)
- 月々プラン : 10,280円/月 (1年で123,360円)
一番安いのは、年間プランの一括払いですが、一括払いにするのであればAmazon購入のほうがかなり安くなります。
Adobe公式で購入するメリットは月々払いができることです。
一度に大きな支払いが必要ないので、法人・個人事業などのビジネス用途では大きなメリットになりますね。
月々プランだと、使用しなくなった場合は月単位でいつでも解約できます。
年間プランの月々払いの場合は、通常の解約方法だと、残り期間の50%分の違約金が必要となりますが、予期せぬ解約が必要になった場合などは、無駄な支払いを最小限に抑えることができるということも大きなメリットとなります。
まとめ : 用途別でもっとも安いAdobe CC購入方法
学生・教職員 | 個人利用 | 法人利用 | |
アカデミック版 | 〇 | 〇 | × |
個人向け | △ | 〇 | 〇 |
法人向け | △ | △ | 〇 |
学生・教職員
まず、学生/教職員かつ初年度の利用であればアドビ公式の学生・教職員用ライセンスが最も安く購入できる(26,136円/年)手段です。
※ 2021年に1回だけAmazonのキャンペーンでさらに安くなりましたが、2022年は6月現在でセール価格はありません。
2年目以降はアドビ公式のアカデミック版(39,336円/年)よりAmazonのアカデミック版のほうが安くなります。(35,402円/年)
個人利用
デジハリオンライン・アドバンスクールオンライン(キャンペーン価格)・たのまなの「通信講座+Adobe CCアカデミック版」が最も安く購入できます。
個人で購入するけど、会社の業務でも使いたいという場合は、Amazonのキャンペーン販売を狙うのが最も安く購入できる方法です。
>> アドバンスクールオンライン WEB/DTPエキスパート口座はこちら
法人利用
法人向けライセンスが必要な場合はアドビ公式での購入一択となります。
法人利用も可能な個人向けライセンスでよい場合は、Amazonのキャンペーンが最安、月々払いが良い場合はアドビ公式での購入となります。