動画作成に関しては全くの未経験者だった僕が、初めて動画編集とYouTubeへの投稿に挑戦しました。
それがこちらの動画です。
本連載では、この動画の作成とYouTubeへの投稿までの流れを初心者の目線で解説していきます。
まず、第一回の本記事では、動画編集の前に準備したことを説明します。
作成した動画の内容
まずはじめに、上で紹介した初動画の内容を簡単に説明します。
見てもらえればわかるように、適当にビデオを切り貼りしてBGMを入れただけの、特に内容がない動画です。
あくまでも、自分が動画編集の練習のために作ってYouTubeにアップしたものとなります。
※ そんなわけで動画のクオリティーがどうのとか言ったことには目をつぶってください。
まだ自分の素材があるわけでもないので、フリーの素材(ビデオ・音源)をかき集めてつないだだけです。
必要な機材・ソフトなど
ここではフリーの素材だけを使っているので、カメラなどはまだ必要ありません。
必要なもの(僕が使用したもの)はPCと動画編集ソフトだけです。
パソコン
スマホだけで済ませようと思えば済ませることもできるようですが、ある程度しっかりした動画編集をするならPCは必須と考えてよいのではないかと思います。
僕が使用したPCのスペックは以下のとおりです。
CPU | Intel Core i5-9400 |
メモリ | 8GB |
このスペックだと、普通にビデオを切り貼りするだけの変種言うであれば問題ありません。
ただ、エフェクトなどをいくつも入れていくとさすがにCore i5では力不足を感じます。
3分に満たない動画だったこともあり、メモリは8MBでさほど問題ありませんでしたが、長い動画をストレスなく扱うのであれば、もっと増強したほうが良いかと思いました。
それと、モニターは2台並べて使っています。
1台でも問題ないかと思いますが、動画編集ツールは全画面に広げて使いたくなるUIなので、できればデュアルモニターかそれに近い使い方ができる大画面のものが良いのではないかと思います。
ちなみに、僕が使っているモニターは安物ですが、画質にもこだわるならばそれなりに良いモニター(画質調整ができるモニター)にしたほうが良いです。
僕は本業でわりといいモニター(といっても普通ものよりちょっと高価なくらい)も使っているのですが、細かい画質調整はそれなりのモニターじゃないと厳しいです。
動画編集ソフト
使用したのはAdobeのPremier ProとAfterEffectsです。
これは、たまたま僕がAdobeのCreative Cloudを定期購入しているため使えるというのが理由です。
実際には動画編集においては世界で最も使われているツールのようですね。
普通にプロの人でも使っていたりするそうです。
ただ、ライセンス料がすごく高い(コンプリートプランだと年間7万円以上)です。
例えばYouTubeで収益を狙うような人であれば、必要経費として許容範囲になるかもしれませんが、そうでない場合にはかなり高額になってしまいますね。
一応無料の試用期間もあるので、まずはそれで試してみることをおすすめします。
まずは何と言っても動画編集ツールの使い方を覚える
何はともあれ、動画編集ツールの使い方がわからないと何も始められません。
僕はもともとAdobeのライセンスがあったのでそのまま使い始めることができましたが、ライセンスがない人はまずは無料の体験版を使うことをおすすめします。
Adobe体験版はこちらからダウンロードすることができます。
最初の学習にはAdobeの公式チュートリアルがおすすめ
冒頭の動画は、AdobeのPremier ProとAfterEffectsを使用して編集したことは先にも述べました。
それらのツールの初歩的な使い方を覚えるには、Adobe公式のチュートリアルが超おすすめです。
冒頭の動画も、基本的にはそのチュートリアルで学習した内容に従って作成したものです。
ここで重要なのが、チュートリアルに従って実際に自分でツールを操作してみることです。そうしないと多分習得できないです。
そのためにも、まずは体験版をダウンロードしましょう。
休日を利用すれば、体験版のインストールから以下に紹介するチュートリアルをこなすまで、半日~1日あれば十分かと思います。
逆に言うと、さすがに1日くらいは学習に費やさないと初歩的な使い方すらおぼられない程度にはややこしい(機能豊富な)ツールでもあります。
Premier Proについてはこちらのページの「動画の編集が初めての方にオススメ」にある、Step0からStep2を学習しましょう。
※ Step3は必須でもないかなと思います。僕は流し見したくらいです。

AfterEffectsはこちらのページです。
ここでは「AfterEffects入門」から始めて順番に進み、まずは「ビジュアルエフェクトの作成」あたりまでやってみることをおすすめします。僕はまだそこまでしか見ていませんが、少なくとも冒頭の動画程度ならそれで十分かと思います。

フリー素材
さて、今回僕はまだ自前で素材(動画に使うビデオなど)はない状態なので、フリー素材を集める必要がありました。
世の中には、自由に使える素材を無料で提供しているところがいろいろとあるのですが、今回は以下のサイトから入手しています。
- YouTubeスタジオ オーディオライブラリ : BGM音源
- Mixkit : Video
- Pexels : Video
あくまでも動画編集の練習が目的だったので、さほどこだわって素材を選んだわけではありません。
まず、YouTubeのオーディオライブラリからBGMの音源を選びました。
実際のところ、最初のほうに表示されるものから(長いと動画作るのが大変かと思ってので)比較的時間が短めなものを選んだだけです。
あとはその曲を聞いた感じで思い浮かんだ、「dance」と「nitht city」でMixkitとPexels内を検索してでてきた動画をいくつか(最終的には10個以上)ダウンロードしました。
ここまでで、動画編集のための準備は完了です。
次の記事からは、実際に動画編集ツールをどのように使っていったのかについて紹介していきます。
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